双子との日々

流産を経て、2014年に32週で生まれた双子ママのブログ。妊娠前、流産前後、双子妊娠中、双子育児の日々の記録。

最初の妊娠③ 2013年秋 切迫流産

帰省から帰って来た翌日、妊娠判定のため病院へ。

この日は初めて診てもらう女医さん。

しっかり胎嚢が見えて、心拍も確認できた!

6週ですね、2週間後に来てね、とのこと。

とここまでは順調にきた初の妊娠。


翌日の午後、ちょっとお腹がシクシク痛いな、
と思ってトイレに行くと、出血してるー!!

びびって震えてくる…。
どうしよどうしよ。

とりあえず病院に電話してみると、
来てください、と言われる。

車運転できなくもないけど落ち着いてできるかな…。
ダメもとで旦那に連絡すると、仕事抜けてすぐ行けるから!と言われる。

良かった…。

内診後に出血することもあるって言うし、
それかな?という予想もしながら、病院へ。

診察台に上る時にも出血。

ドキドキしながらの内診。

赤ちゃんは大丈夫ですよー。
と言われてホッ。

でも、
切迫流産ですね。このまま入院してください。
と。

流産、という響きに焦る…。

間もなく病棟の看護師さんが迎えに来て、
車椅子で病室に連行。

トイレと洗面以外は歩かないでくださいね、と言われる。

そして即、止血剤の点滴スタート。

初めての妊娠でいきなり入院で不安一気に増大、
旦那は仕事忙しいのに申し訳ないなという気持ち、
(夫の実家も私の実家も県外で頼れる人は旦那のみ)
飛行機乗ったのがいけなかったんだろうか?という後悔。

色々考え過ぎて落ち着かない入院初日。

そして、つわりの洗礼が。

四人部屋にいる他の妊婦さんが、
せんべいをバリバリ食べている音がしたかと思うと、
次の瞬間にオェッ!!!!

えっ・・・。

つわりで吐くってこういう感じなの?

小学生以来吐いたことのない私。
いよいよ吐くことになるかとまたまた不安に。

その日の夕食は、食欲がなく、あまり食べられず。
つわりとは思わず、精神的なものかと思ったけど、
翌日からどんどん食べられなくなっていった。

白米はダメ、パンとうどんは何とか食べられたけど量が入らず、
肉も魚もダメ、煮物の匂いも辛い。

食べられたのは、酢の物、みかんとりんご、ヨーグルトやゼリー、といったさっぱりしたもの。
それとせんべい、ビスケット。

病院食は、食べられそうな物に変えてもらったりしたものの、
食べたくない、食べて気持ち悪くなるのが怖い、
吐くことはなくてもとにかくムカムカムカムカ。
起きてから寝るまでずーっとムカムカ。

テレビを見ても画面が揺れて気持ち悪くなり、
点滴をしてるので本を読むのも億劫、
ただただ気持ち悪さと付き合いながらゴロゴロするしかない入院生活。

聞き耳立てなくても入ってくる、同室の方と看護師さんの話から、
この部屋にいるは皆、切迫流産、ということや、
つわりのやり過ごし方、退院見込みなんかを推測していた。

出血はチョロチョロ続きながら、でも次第に収まり、
切迫流産で入院してるのに、
症状の辛さは断然つわりの方がひどかった。

そういえばこの頃、耳が塞がったような感覚になり、
気になっていたなぁ。

約20日入院して、エコーで血腫が小さくなったので退院することに。
確か退院は9週の途中だったような。

退院しても安静に、家事は最小限、座ってすること、と言われる。