双子との日々

流産を経て、2014年に32週で生まれた双子ママのブログ。妊娠前、流産前後、双子妊娠中、双子育児の日々の記録。

双子同時授乳変遷

同時授乳方法の記録。


①ベッドに授乳クッションを置いて一人寝かせて、もう一人はフットボール抱き

これは首座り前によくやった方法。

この方法で、ベッドの一人にはミルク、フットボール抱きの一人にはおっぱい、というパターンも。


②双子用授乳クッションはんぶんこっこを使用

もう販売していないようですが、はんぶんこっこはかなり重宝しました。
腰回りにフィットするし、クッションも厚くて安定感抜群、双子を乗せてしまえば手ぶらになるので、本当に楽。
ただ、慣れるまでは乗せ下ろしが怖かった。
一人乗せて、落とさないようにしながらもう一人を乗せるのが気を遣うところ。

お座りできるまで…
ベッドに双子を並べ(自分側に二人の足が来るように)、
はんぶんこっこを付けたら、ベッドの下にあぐらをかいて座り、
手を伸ばして一人ずつ乗せる、
下ろす時は、乗せる時と逆の手順でベッドに戻すか、
お尻からずるずるとスライドさせて下に下ろしていた。

お座りができるようになったら…
自分の左右に双子を座らせて、体をひねりつつよいしょとはんぶんこっこの上に乗せていた。


③道具は使わずに
修正8ヶ月過ぎ頃から…
はんぶんこっこから双子のお尻がはみ出るようになり、乗せても落ちるので出番が減り始め、
お座りも安定しているので、
開脚した脚の間に二人を座らせて、両腕で背中を支えて、二人の頭の高さに合わせるようにちょっと前屈みになって授乳。

この方法になったら、いちいち授乳クッションを付けなくても済むので、スムーズになった。


文章では伝わりにくいですね…。



いずれの期間も、家にいる時は授乳キャミ、授乳服(Tシャツなど)は必須だった。

授乳服は要らない、という話もよく聞くけれど、両乳をさっと出すには授乳服はやはり便利。

授乳服の洗濯が間に合わない時などは普通のTシャツをガバッと上げてゴムで留めたり洗濯ばさみで留めたりもしたが、
夏は気にならなくても、お腹が冷えがち。
たかが一枚、されど一枚の布がお腹にあるのとないのとでは違うなぁ、と思った。

期間限定で着倒すつもりで買って正解でした。

お風呂の入れ方(1歳半頃~)

浴槽に安定して座っていられるのを見て、よし、一気に三人(双子と私)で入ろう!と思った1歳半過ぎの夏。

手順はこんな感じ。

お湯は浅く張っておく。
洗い場に置いた桶にお湯を張っておく。
脱衣所に、洗濯かごを二つセット。

全員裸になり洗い場に入る。
桶の取り合いになるので、一人桶に、もう一人は立たせる。


後に、取り合いの喧嘩が頻発したので、洗濯かごや収納に使えるかごを二つ置くことになった。

二人の体を洗う。
湯船に入れる。
おもちゃで遊ばせる。

その間急いで自分の体を洗い(目を離さない)、バスローブを着る。

一人ずつ湯船から出してバスローブを着せてオムツを履かせ、洗濯かごに入れて待機させる。

リビングに移動(歩いてor要求されたらかごごと運ぶ)。
保湿、着替え、水分補給、ドライヤー。

抱っこで移動したり、抱っこして湯船に浸かることがなくなったのは、かなり楽になったが、
上がるよー、と言ってもお風呂が楽しくてなかなか出たがらない二人を説得するのが大変。
たいていはテレビ見よう、で切り上げるようになってしまった。

真冬、極寒の脱衣所をどうやってスピーディーに通過させるか、今から考えておこう。

もうすぐ2歳。マグセントの思い出。

双子、もうすぐ2歳。
あっという間だったな…。

一昨年の今頃はマグセント追加されて、ただただしんどかった思い出しかない。
一日一日乗り越えるのが、精一杯だった。

ミスチルの、終わりなき旅を聴いて気持ちを奮い立たせてたなぁ。

そんなことを思い出していた時、マグセントとうまく付き合う方法はなかったんだろうか?とふと思い、
あくまでも私の考えだけど、思い付いたこと。

あの頃の自分に教えてあげたい。

とにかく水分をとろう。

体の中に入ったマグネシウムをとにかく排出すれば、副作用もましだったのでは?と。

ただ、立ち上がることすら精一杯の時にトイレに通うのもしんどいか…。
動けば張るし…。

それと、お酒に強い人ならば副作用も出にくいのかも?
私はほとんど飲めないから、マグセント入って肝機能がダウンしていったのは、
お酒を分解できないのと似てるなぁ…と思った次第。


今さら色々思っても仕方ないけど、無事出産できて、
双子達が日々元気にやんちゃ過ぎるほどやんちゃに育っていることに感謝。

お風呂の入れ方(修正9ヶ月頃~1歳半頃)

それまで託児のおばちゃん達にお手伝いをお願いしていたお風呂。

双子のお座りも安定してきた頃、いよいよ一人で入れることに。
最初から一人でやっている双子ママさん達からすれば甘えてんな~という感じだろうけど、
一人でやっても大丈夫!という自信がついてきたのがこの頃、というのもあるかもしれない。
それに、おばちゃん達とのおしゃべりの時間も好きだったので。

入れるにあたり、頭の中で、そして、自分と双子の動きを紙に書いてシミュレーションした。

ハイハイで動き回る双子を安全に放置(言い方は悪いけど)するための作戦を練る。
二人同時に入れることや、脱衣スペースに一人を待機させることはこの時点では断念。

待機させるために準備したもの。

●ベビービョルンのプレイヤード。

購入したのは、↓の前のモデルのもの。

ベビービョルン【日本正規品保証付】 プレイヤード ブラック 040280


折り畳みができるので帰省時にも活躍。
1歳半過ぎに自力で脱出するようになり、危ないので使うのをやめた。
片方のうんちの処理をしている時に邪魔されないようにするのにも使えて、かなり重宝。

●バスローブ(自分用、子ども用)

自分用のは、犬印本舗のもので、上からかぶるだけなので、さっと羽織れて便利。

子ども用のは、上からかぶせて脇をボタンで留めるタイプのものと、
長袖で前ボタンのタイプのもの、二種類購入。


お風呂の手順は以下の通りでした。

双子をプレイヤードに入れて、DVDを流す。
お母さんといっしょや、いないいないばあ、こどもちゃれんじプチ、などなど。

お湯張り自動ではないので、入る直前に溜めなければならないので、DVDを見せながら準備。

テレビを見せればいいのだが、リビングのテレビ前にプレイヤードを置くとテレビが近すぎるため、テレビは断念。


どちらを先に入れるか決める(双子達に特にこだわりはなさそうだったが一応先に入れる人は交互になるようにしていた)。

プレイヤードに入れたまま服を脱がせる。
自分も裸になる。
抱っこしてお風呂へ。

お湯を張った桶(直径60cmぐらいの、青い桶。コメリで購入。)に子どもを座らせ、おもちゃを渡す。

自分の体を一通り洗う。時々子どもにシャワーをかける(冷えないように。)

子どもの体を洗い、抱っこして湯船に浸かる。

子どもにバスローブを適当にかぶせて、自分の体はとりあえず脚だけ拭いて部屋に戻る。

オムツを履かせて保湿、バスローブをしっかり着せる。

自分もバスローブを羽織る。

二人ともプレイヤードに入れて、二人目のお風呂の準備(桶のお湯を交換)。

子どもの服を脱がせて、自分もバスローブを脱いでお風呂へ。

自分の洗い残しがあれば洗い、一人目と同じ手順でお風呂から上がってくる。

そして、二人の着替えを一気に行ったら、自分の保湿、着替え。

ドライヤーで髪を乾かす。

ここまで、プレイヤードに入れたまま(ズボンを履かせる時だけ一瞬出す)で、DVDに釘付けなので、着替え、ドライヤーから逃げられないようにできたので良かった。

落ち着いたら、ミルクを飲ませて終了。

ここまで、45分ぐらい。

一人だけ置いておく時間は5分ほど、やはり何かあったらと気になって、ゆっくりお風呂を楽しむということはできず、とりあえず洗って温まるだけ。
お風呂でおもちゃで遊んだりしたいだろうけど、それは週末パパと入る時のお楽しみ~と割り切るしかなかった。

でも、待っている方が泣くということはほぼなかったし、突然うんちされるとかハプニングもなかったのが救い。

私にとって双子をお風呂に入れることは、体力も使うし気も遣う、一日の中でも一大イベントで、終わった後は、あ~今日も無事お風呂を終えられた、と心底ほっとしていた。


この後、1歳半過ぎての夏、お風呂で水浴びさせてみたところ、二人一気に入れられる!と確信。
双子+私の三人で入るようになった。

その手順はまた次回~。

里帰り終了後のお風呂の入れ方(お手伝いをお願い)

里帰り終了にあたって、一番不安だったのが、双子のお風呂をどうするか?という問題だった。

『双子 お風呂 一人で』と検索して先輩双子ママさんの情報を頼りにしたり、年の近い兄弟を育てている知り合いに聞いたりと、お風呂の入れ方を模索。

一人はバウンサーに寝かせて、一人ずつ入れる、というのができそうな気がした。

しかし、我が家の間取り上、脱衣所がほぼない(通路のようなスペースのみ)=待機する人はリビングか寝室に一人で置くことになる。

まだ寝返り前とは言え、いくら安全策を取っても、ある程度の時間放っておくのが心配だなぁ…と思っていた。
そして私はどのタイミングで洗うことにするのか?

双子の待機場所をどうするか…解決できなかったら旦那の帰りを待って入れようかと思ったが、
日によって時間まちまちだし、日中時間あるうちに入れたいなぁと。

自治体によっては多胎育児支援サービスがあるところもあるようだったので、市役所に問合せ。

しかし、私が住む市には、多胎育児支援サービスはない、ファミリーサポートセンターもない、
ただ、託児支援をしている団体があるので直接問い合わせしてみては?と紹介してもらった。

代表のSさんに問い合わせると、前向きに考えます!とおっしゃってくれて、他のメンバーの方と話し合った結果、お手伝いするよ!との連絡が。
本当にありがたかった。

里帰りが終わって早速、平日午後に1時間、おばちゃん達に来てもらうことになった。
(最初は二人、その後一人でお手伝いに来てもらった。)

双子を順番にお風呂に入れる時に、受け渡しや着替えやミルクを手伝ってもらえたらありがたいなと思っていたら、
『あなたが夜お風呂に入らなくてもいいように、まずはあなたが入りなさい。ちゃんと湯船に浸かって温まるんだよ。』と言われ(またまたありがたい)、
次のような入れ方をしていた。

まず私がお風呂に入り、洗う
おばちゃんを呼ぶ
双子のうち一人を連れて来てもらう
洗う、湯船に浸かる
おばちゃんを呼ぶ
連れて行ってもらい、着替えをお願い
次の人を連れて来てもらう
洗う、湯船に浸かる
おばちゃんを呼ぶ
連れて行ってもらい、着替えをお願い
私がお風呂からあがる

双子にミルクをあげる

だいたいここまでで40分ぐらい。

その後は、見ててあげるから洗濯機回しておいでーとか、哺乳瓶洗っておいでー、と気遣ってもらい、家事を済ませたり、おばちゃんと世間話したり。
おばちゃんの中には元保育士さん、元看護師さんがいて、気になることはいつでも相談できた。

この、世間話の時間が私にとってとても貴重な時間で、これがなかったらおそらく精神バランスを崩していたのではと思う。

まだ外出も散歩するぐらいで、日中ずっと双子と過ごすという閉塞感。
近くに友人も少なく、大人との接点がほぼない時間。
側にいるのはまだ話せない双子。
私の育児、これでいいの?という不安。

心配なことがあると、『大丈夫だよ!』と言ってもらえる、まるで母のような安心感。

今でも時々、手伝ってくださったおばちゃん達に会うと、
『あなたは私達と毎日少しでも話する時間あったから良かったんだよー。』と言われる。

あの時市役所に問い合わせてみて、親身になってくれるおばちゃん達に出逢えて、本当に良かった。

お風呂のお手伝いは、双子のお座りが安定して、ハイハイする頃まで来ていただいた。

その後の入れ方はまた後日アップします。

双子生後5ヶ月(修正3ヶ月) 里帰り終了にあたって準備したもの

妊娠中から長きに渡る里帰りを終えて(入院も含めると10ヶ月も!)、
いよいよ旦那と家族4人での生活をスタートさせるにあたって、準備したもの。

●車
ちょうど旦那の車を買い替えようとしていた頃に双子発覚、3列シートじゃないときついね、となり、ミニバンを購入。

ちなみにチャイルドシートは退院前に、コンビのネセルターンを購入。

回転するタイプにして良かった、そして、車高が高い車にして良かったと後々実感。乗せる時の腰への負担が全然違う。

西松屋のバウンサー2台
揺らして寝かし付けができればと思って。
大人が食事する時に側に置いたり、メリーを見せながら揺らしたら寝るという楽な寝かし付けも時々叶ったりと、お座りする頃まで使うことができた。

●メリー(6wayジムにへんしん)

ねんねの時期は、バウンサーとのセット使いや、布団の側に置いての寝かし付けの強力助っ人となった。

お座りするようになってからは、ボタンを押したりおもちゃを触ったり、くぐったり。

つかまり立ちの練習にもなったし、歩けるようになった今では、自分が好きな音楽を鳴らしてノリノリで踊るように。

そして2歳間近の今では、またがって座るという荒業も。

かなり長く使えています。

生後4ヶ月 ニコの鼠径ヘルニア手術②

入院当日。

まずは外来で執刀医O先生の診察。
体調も良く、手術できる、とのことで病棟へ。

部屋はミニシンク、バストイレ付きの個室だった。

柵付きのベッドに双子を寝かせることにして、
大人は簡易ベッドをレンタル。

広くて明るい病室に双子もテンションが上がっている様子。

旦那も休みが取れて、一緒に付き添い。

執刀医の説明、麻酔科の先生の説明を受けた。

小さい身体に全身麻酔…、という不安はあったが、おまかせするしかないので、とにかく無事に終わりますように、と願うしかなかった。

入院日は、点滴等もなく、手術日、翌日は入れないお風呂に入れたり、ゆっくり過ごした。

ぐっすり眠って、ご機嫌で目覚めた手術当日。
朝イチで、浣腸。
9時前に手術室に向かう。
手術室の入り口から看護師さんに抱っこされて、ニコは手術室に入って行った。

1時間程度で終わるとのことで、手術中は病室で待機するようにと言われた。
コーヒー飲みながらテレビを見たりイチコと遊んだりして待機。

事前の話では、手術室から帰って来る時は、麻酔から覚める頃にギャン泣きで帰って来る子が大半だけど、眠って帰って来る子もいる、とのことだった。
どうか眠って帰って来て…と思っていた。

そろそろ終わるので迎えに行きましょう、と声掛けされ、ドキドキしながら手術室へ。

小さな箱のようなベッドに寝かされたニコ、眠って戻ってきた!良かった。

先生も、眠って帰って来れて良かったね、と言っていた。
事前の見立て通り卵巣が出ていたらしく、巾着縫合しました、とのこのだった。

麻酔から覚めても水分補給OKの時間までつなぐことができるか心配だったので、できればゆっくり目覚めて欲しい、と思っていたところ、
白湯OKが出る15分前ぐらいにいよいよお目覚め。

おそらく、喉が渇いたー!!と怒って泣いているニコ。
哺乳瓶に白湯を準備し、OKを待っている頃、外来で初診してくれた先生が来てくれて、

「あー泣いてるね、大丈夫かな?でも手術は大成功だから心配ないよ。白湯飲ませていいよ。」
と言ってくれた。

ニコに飲ませると、ものすごい勢いで白湯を飲み、足りない!とお怒り。
普段白湯なんてほとんど拒否するのに、余程喉が渇いていたのね…。

白湯から1、2時間後(正確な時間は忘れてしまった)、母乳OKとなった。
点滴に繋がれているので、私がベッドに上っての授乳。
不便だけど一晩だけの辛抱だから仕方ない。

この日夕飯を買いに売店に行った帰り、エレベーターでたまたま産婦人科のS先生に再会。
「ニコがヘルニア手術で入院中なんです。」、と話すと、
「担当はO先生かな?手術件数多いし、大丈夫でしょう!」と言われた。

そして、帝王切開の日、NICUに空きがなく、他の病院に搬送されて出産となった妊婦さんがいたことも聞いた。

やはりギリギリのタイミングだったのか…。
この病院で出産できて、NICU、GCUにお世話になれて良かったーとつくづく思った。


手術から一夜明けて、ニコの体調も機嫌も問題なく、退院OKとなった。
点滴も抜けて自由の身、抱っこがしやすい!
麻酔の影響でうとうとしやすいかも、と言われる。

帰ってからも、ニコはおとなしくしていないといけないとわかっていたのか、ただ単に手術の疲労か、2、3日はおとなしめだった。

退院後一週間診察で、抜糸と、傷保護テープの貼り方の指導を受けた。
テープは帝王切開後に使ったテープが残っていたのでそれを使うことに。

入浴後小さく切ったテープを貼る以外は、普段と変わらない生活。
そして一ヶ月後診察でも問題なく、終了となった。

ニコのヘルニア。
早い段階でヘルニアが見つかったことや、早産児の手術が多い病院だったこと、
つくづく恵まれた状況での手術となり、経過も問題なく良かった。

術後1年後には、傷どこだっけ?とじっくり探さないとわからない程綺麗になっていた。