双子との日々

流産を経て、2014年に32週で生まれた双子ママのブログ。妊娠前、流産前後、双子妊娠中、双子育児の日々の記録。

双子GCU退院直前、病院に旦那と二泊した話②

一日目、午後イチからスタート。

まず双子を沐浴させて、コットに入れて宿泊用の部屋に移動。
看護師さんから説明を受ける。

病院は母乳育児推奨していて、二日間、できるだけ母乳のみで頑張りましょう、とりあえず初日は母乳のみね、とのこと。

二人とも、授乳したらすんなり寝た。

おやおや。意外と静かなスタート。

余裕あるうちに、旦那に売店で夕飯の買い出しをしてもらう。

時間が経つにつれ、泣いたらオムツ交換、おっぱい、抱っこ、寝る、のエンドレスループが始まったことに気付いた私達…。
これが二人分。

授乳のタイミングが重なれば休む時間も増えてラッキー、
でも微妙にずれるのでなかなか休めない。

これは大変だぞ?

特に夕方のぐずりがひどかったような気がする。
そして気付いたら、ずっとおっぱいを出してるー!という状況。

それでもなんとか夕飯を食べて、私はお風呂に入り、旦那は冬だしまぁ今日はいいや、となり、就寝。

大変だけど、なんとかなるかな?という感触。

夜中も思ったほど起きる回数は多くなく、1~2時間はぐっすり眠ることができた。


そして二日目。

体重測定によると、前日より増えていたので母乳は足りているよ、との先生のコメント。

この日は、退院後も飲ませ続けなければならない薬の飲ませ方の指導があった。

薬の種類は三種類。

●インクレミンシロップ 2回/1日
亜鉛シロップ 1回/1日
●カルシウム(粉末を溶かして飲ませる)2回/1日

スポイトで飲ませる練習をした。
シロップはチューチュー飲んでくれたが、
カルシウムはあからさまに嫌がる二人…。

これらを、二人に飲ませるとなると、

どちらに何を飲ませたか、記録しないとまずいな、ということになり、
表を手書きで書いて、こういうのエクセルで作ってーと実家の父に写メール。

ついでに、オムツ交換、授乳、ミルクもメモできるようにしてもらい、退院後大いに役立った。


続いて同時授乳の練習。

看護師さんが、もし二人同時に泣いたらコールして、と言っていたので、そのタイミングでコール。

すると、ニコの担当看護師さんだった方がウキウキしてやってきた。

「よーしやってみよー!私ね、同時授乳大好きなの!幸せな気持ちになるのよねー。」ととても嬉しそうだった。

大きめの授乳クッションを付けて、まず一人載せて、もう一人は載せてもらい、スタート。

おお!飲んでるー!

同じ顔した赤ちゃんが両方のおっぱいを飲んでるという不思議な光景。

記念に、旦那が動画撮影。

しばらくして、これいつ終わるんだろ?キープするのしんどいな…と思い始める。
そして、降ろす時ってどうするの?という疑問。

二人とも飲みながら寝たけど、ヘルプしてくれる人がいないと無理無理…。

時短にはなるけど、当面は一人ずつかなぁ…と思いつつ、タイミングが合えば同時授乳の練習をした。

日中もできるだけ横になったり少しでも寝たりしながら過ごしたけど、
授乳の回数が増えるにつれて、しんどさが増してきて疲れも溜まってきた感じ。

旦那はこの日も、お風呂はいいや、と洗面台でシャンプーするのみに。
ごめんよ旦那。
私は入ってくるね…と病棟のお風呂へ。

すると、入院中お世話になった助産師さん達に遭遇。

「わースタスタ歩いてる!」
「もうすぐ退院?おめでとう!これから戦争だよ~双子。」
「同時授乳やった?」
などなど言われた。

久しぶりに会えて、元気が出た。

この日も夕飯は売店で買った物を食べて、問題の夜。

20時頃から、エンドレスおっぱいが始まった。

寝ない!寝ない!寝たかと思ったらまた起きる。
あー絶対おっぱい足りてない…。

母乳のみで頑張れって言われてるけどなー、これ寝れないよ、ミルク足してくれないかな?と焦り始める私と旦那。

そもそも、退院したら母乳とミルク混合でやろうと思っていたし、入院中も、冷凍母乳がなくなったらミルクを使っていたようなので、
早くミルクOKって言って欲しい~と泣きたくなってきた。

看護師さんを呼んで、飲ませても飲ませても寝ない、足りてないのでしょうか?と聞いたが、
もう少し頑張ってみて、と二回位言われて、
それでも無理ならまたコールしてね、と言われ、日付が変わる頃、もうダメ~とコールを。

すると、足しましょうか!とミルクを持って来てくれた。

そして、私は哺乳瓶で与える初体験を。
吸引力にびっくり。
旦那は面会時に何度もしていたので手慣れた様子。

イチコは飲み干したもののニコが途中で寝てしまったのでやめると、
看護師さんは、この量飲ませないとまた起きちゃうよ、と飲ませてくれた。
さすがプロ…。

おかげでその後3時間ほど、寝ることができた。